そして次の日あさ11時に起床だ。いい朝だ。

さあ今日は支援の日だ。

どこに支援しにいくかというと

バンコク最大のスラム街である。

町の中心部付近にある。

市場の近くにあると聞いたのでくまなく探した。

しかし全然見つからない。

途中子供達を見つけたのでタオルハンカチを支援した。

皆喜んでいた。

地味な支援になりそうだが

目の前で子供達が笑っている。

他の人に反対されようが

笑ってくれてるなら俺はこの支援を続ける。

私は人の笑顔を生きがいとしている。

そして歩き続けた。

スラム街といえば

線路の近く、橋の下街外れなどのイメージがあるので

スラム街のエリアの近くをくまなく探した、

どこかの記事で線路の近くにあると聞いたので線路を探した。

地元の人に聞いてみるとやはり線路が入り口になっているとのこと。

そして線路を見つけた。

その線路の周りには沢山の家が並んでいた。

そうこれがスラム街の光景だ。

住む場所がないので線路のそばに作らざるを得ないのだ。

私にとってスラムとは薬物、銃撃、人身売買など悪いイメージだ。

みんなもそんなイメージだと思う。でも常識と現実は違うと知っている。

日本では危ないとされていても実際それほど危険ではないことも多くある。

私たちが日本に洗脳されているだけだ。

実際に行ってみないと分からないことがある。

さあ行ってみよう。
昼なので多くの子供たちがそこで遊んでいた。

この線路の上で皆遊んでいたがこの線路はまだ貨物列車で使われているらしい。

夜になると数便くるとのことだ。

すごく危ない状況で暮らしているんだなと思った。
そしてこのスラム街にきてもう一つおもったことがある。

貧富の格差がすごいということだ。

このスラム街から少し歩くとそこには高級住宅街、ショッピングモールなどが広がっている。

こんな近い距離で貧富の格差があるなんて。と思わされた。

まだまだ線路を突き進んでみる。

すると右側にスラム街の路地の入り口見つけた。

初のスラム街だ。悪いイメージだけにすごい緊張する。

進んだ。そこに広がっているのは私のしらない世界。

昼はとても静かだった。夜になると薬物で活発になるらしい。
ここでは銃撃はあまりないとのこと。それを聞いてかなり安心した。
よし、では支援を始めよう。
すれ違う子供達、困っている人たちにタオルハンカチをプレゼントした。

今回は文房具の支援は事情によりできなかったが

日本製の質の良いタオルハンカチをプレゼントできたのでまあいいやと思えた。

何よりみんなの笑顔を見れたらどんな支援の形でもいいや、そう思った。

スラム街の子供たちも日本の子供たちと同様に普通の可愛い子供たちだった。

そして大人もかなりフレンドリーだ。

支援品を大人の方々に配ると

are you japanese ??

と言われた。そうこれが唯一の英語を話せる人だ。

とても優しい方でお礼として飲み物をくれるとのこと。

私はこの飲み物が睡眠薬入りではないかと疑ったが実際違った。

はじめにもらったのはウイスキー。

久しぶりのウイスキーは身に染みた。

そしてその後すぐにチェイサーとしてコーラをくれた。

容器デカすぎてはじめなにが入っているのかとびっくりした。

そして大人たちとの交流を終えた後私は帰ろうとしていた。

すると犬がこちらに走ってくる。一度犬に噛まれた私はかなり怖かった。

ゆっくりゆっくり後退した。背中を見せたらendのゲームだ。

地元民が助けてくれたおかげでなにもなかった。

こういう時水をかけて逃げる犬は狂犬病らしい。

これは狂犬病の症状だからということだ。

これは海外でかなり役立つ豆知識だ。

スラムの人たちは同じ人なのに

こんな貧困な場所で生まれ貧困で育つ。

しかも教育も受けていない人もいる。

だから英語を話せる人は一人しか出会わなかった。

ちなみに実際数人が危険ドラッグを使っていたが

そこまで危険な人はいなかった。

私はこのスラム街に来れてよかったなと感じた。

ここがスラム街である以上国の支援は行き届かない。

こんなスラム街が一つでも減ると良いなと思う。

そしてこのスラム街の人たちに

少しでも裕福な生活を送ってもらえるように国にはしてほしい。

それが終わったあと私はワットアルンの夜景を見るためにレストランへ行った。

とてもじゃないけど夜景を見るにはお値段のするレストランしかなかった。

仕方なく400バーツのサラダを注文した。

これが外れでかなり不味かった。

でも野菜がかなり不足していたので我慢して食べた。

味については良くなかったが夜景はとても美しい。

心が洗われた。

今日はバンコク最後の夜だ。

そこでゆっくりと自分の時間を過ごした。

そしてカオサンロードでゆっくりした後ホテルへと戻った。

おすすめの記事